6月11日(6日目) カッパドキア−→アンカラ

 

 今日は6時半に起床。6時50分朝食。朝はほとんどバイキング。実演で、ナンに挽き肉いためのようなものをはさんで焼いていたのでこれもいただく。家ではいつも、パン1枚の朝食なので、旅先では食べすぎ。野菜を多くとる事を心掛けているのですが現実は・・・。
今朝は、曇ってはいたが雨は何とかなりそうです。数時間しかないのでカッパドキアを充分に堪能したいものです。
8:15ホテルを出発。「鳩の谷」と呼ばれているところの展望台へ。渓谷沿いに無数の穴が掘られている。ここでは写真撮影の時間のみ。続いて「絨毯屋」。こんなところで1時間も実演説明を行なった。誰も興味を示さず。Mr.Kのリベートなし。

      
朝食                  鳩の谷                   鳩の谷

 10時にギョレメ野外博物館に到着。ここには30以上の岩窟教会がある。又、倉庫、食堂など全てを岩をくり貫いて生活していた模様。教会内部には、フレスコ画が残されている。 この壁画は、12〜13世紀にかけてつくられたもので、荒れた岩肌の概観からは想像もつかないほど見事。観光客も多く、ここでは11時まで1時間観光した。

      
ギョレメ野外博物館

      
外観              フレスコ画                フレスコ画

 次に「ギョレメ・パノラマ」。ギョレメを一望できる場所。絶景だが、写真撮影時間のみ。売店があったので、例ののび〜るトルコアイスを食べる。 そして「ウチヒサル」へ。すぐ近く。「尖った砦」という意味。この穴は鳩の巣。住民はこの鳩の糞を集め、ブドウ畑の肥料としていた。この写真は裏側。反対側にウチヒサルの村があり、この岩山も上ってみたかった。時間が無いので、裏側からの写真撮影のみとは不満が残る。

      
ギョレメ・パノラマ           ギョレメ・パノラマ           ウチヒサル裏側

 12:10昼食に「カヤホテル」に行く。ここの庭から「鳩の谷」や「ウチヒサル」の表側が見える。食事もそこそこに写真をとりまくる。もうMr.Kはあてにしない。

      
昼食                  鳩の谷               ウチヒサル表側

 3本のキノコで有名な「パジャバー地区」へ。昔、修道士が住んでいたと言われている。本当にキノコのような岩山がいくつもある。 カッパドキアの地形の最終形がここにあるようです。もう少しやせると倒壊してしまいそう。事実、沢山のキノコ山が倒壊しつつあるようです。 数十年後には、少し違った景観になっている事でしょう。
ここには13時〜14時まで。カッパドキアでの最終観光でした。

         
キノコ群              3本キノコ                 キノコ群

 14時、カッパドキアを後にし、一路トルコの首都アンカラへ310Km。 トルコ及びアンカラの歴史。・・・19世紀に衰退を示し始めたオスマン帝国の各地では、ナショナリズムが勃興して諸民族が次々と独立してゆき、帝国は第一次世界大戦の敗北により完全に解体された。 しかしこのとき、戦勝国の占領を嫌ったトルコ人たちはアンカラに抵抗政権を樹立したムスタファ・ケマル(アタテュルク)のもとに結集して戦い、現在のトルコ共和国の領土を勝ち取った。 1923年、アンカラ政権は共和制を宣言。翌1924年にオスマン王家のカリフをイスタンブールから追放して、西洋化による近代化を目指すイスラム世界初の世俗主義国家トルコ共和国を建国した。
トルコ共和国は、まだ200年にも満たない、アメリカ、カナダよりも新しい国です。又、歴史、文化の中心はイスタンブールであるが、アンカラは政治のためにつくられた町です。
4時間でアンカラ着、18時半よりアンカラ駅のホームにあるレストランで夕食。ここではエフェスビールではなかった。

         
夕食                   夕食                   アンカラ駅

 今日の宿は「ヒルトンアンカラ」。そうか、夕食代を節約のために外食したのだろう。最も、旅も後半なので、味に慣れた何を食べても感動はない。 それよりもメタボの方が気になる。
部屋も、ヒルトンと言うほど高級には感じられない。これも慣れかもしれない。日本国内ではこんなに良い部屋にはめったに泊れないのも事実です。20時にホテルに入る。

       
ヒルトンアンカラ

 


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