6月10日(5日目) コンヤ−→カッパドキア
今日は7時に起床。食べ過ぎの旅になっていたので、朝食は抜き。窓から電車が見える。散歩も省略する。 ロビーで、Mr.Kの方から挨拶をして来る。何かチョット違うゾ。昨夜の話し合いの効果かナ。
良い方向に向かっている様子。
今日は、今回のトルコでメインのカッパドキアニ向かう。その前にキャラバンサライに寄る。
10世紀頃からアナトリア(小アジア)地方に多く建てられた現在のホテルやインとしての役割を果たす旅人達の宿のことをキャラバンサライ又は隊商宿と呼ぶ。 らくだや馬やロバなどの動物の背中に荷物を乗せ、隊を組んで長い旅を続けていた商人達(キャラバン)にとって周辺に何もないようなところに建てられた宿は宮殿
(サライ)のように大きく立派な建物としての印象を受けたことから、次第にキャラバンサライという名で呼ばれるようになった。盗賊よけの商隊宿。
キャラバンサライ
キャラバンサライはシルクロード上にある。前回、シルクロードの旅をしており、興味があるので、Mr.Kに、シルクロードに入ったら教えて
くれるように頼んでおいた。ところが、キャラバンサライに着くまで何も言わず。「ここもシルクロードです。」って、そんな事知っているヨ。 まだだめなのかヨ。でも、我々に接する態度は少し変わってきた。ガイド中に何をしていても文句を言わなくなった。
10:25キャラバンサライを出発し、いよいよカッパドキアへ。カッパドキアに近ずくと、空模様が怪しくなってきた。 12時頃、廻りにキノコ石がちらほら見えてきた。まず昼食へ。岩を削って作られた洞窟レストランへ。1テーブル8人〜10人。
中華料理じゃないのに。味は悪くはなかったが、この雰囲気が一番のご馳走かナ。
洞窟レストラン 昼食 昼食後
さすが、トルコ観光ナンバーワンの人気を誇るカッパドキア。バスで移動しているだけで、いろいろ変わった地形を見る事が出来る。 しかし、残念な事に食後、やはり雨になってしまった。ギョレメ、ウチヒサール近辺に行っても、バスを止めて写真を撮るのみ。 今日は、野外の観光は無理となって、他の所を先に観光する事に変更。
ラクダ岩 ギョレメ 岩屋
まづ連れて行かれたのが「トルコ石店」。絨毯屋も同じですが、宝石なんて誰も興味ないし買わない。目的は観光。買い物じゃない。ガイドにとって大きな副収入だろうけど、私にとって時間の無駄。
興味のある方もあろうかと我慢していたが、今回の旅では誰も見向きもしなかった。その分、Mr.Kの表情が暗くなった。わりやすい奴だ。
15時にカイマクルの地下都市に到着。カッパドキアには数多くの地下都市が点在する。キリスト教徒が迫害から逃れるための場所であり、住んでいた訳ではないらしい。一時避難場所のようですが、それにしては規模が大きい。
内部には教会、居室、台所、墓地、家畜小屋、ワイナリーまである。 今のところ約200室が発見されていて、地下8層のうち4層まで見学できる。内部はアリの巣のようで、迷路そのもの。
見学は中腰で進んだり、しゃがんで進んだりする所があります。
カイマクル地下都市
約1時間で地下都市を出て、16時にはホテルへ向け出発。時々、強い雨の為、早めに切り上げた模様。この頃には、メンバー各自観光に集中し、Mr.Kは二の次。どうでも良い存在になりつつある。
16:40には今夜の宿「デデマンカッパドキア」に到着。雨の為、外出は出来ず、夕食後は部屋でノンビリ。
デデマンカッパドキア 部屋 夕食
今回のメンバーでは、私だけが単独参加。後は御夫婦の方、友達同士複数で参加の方々でした。 私は、出発前にグーグルアースを利用して、コースを何回も下見しています。ここで、遠足前の子供状態で楽しんでいるのです。 沢山の写真も確認していますから、現地では2度目の旅行みたいです。でも、想像とは別に、現実には感動しますが。 そして、小さなデジカメですが、毎日100〜200枚の写真を撮ります。日記がわりですネ。帰国後に、写真整理をしながら旅を振り返る事により、1度の旅で3度楽しめます。