四日目(10月16日)拉薩観光
10時20分集合であるにも関わらず、7時に起床。薬のお陰か高山病の兆候は私にはありませんが、軽い症状が何人かに発生しているようです。今朝は、7時半より朝食。朝食はバイキング。中国は1国1時間で北京時間しかありませんが、現地拉薩では、2時間遅れの時間で日程が動いているそうです。現地では朝5時半に相当するわけです。ただし、表示はあくまでも北京時間。
食後、ホテルの周りを散歩してみました。8時ですが(現地6時)さすがに閑散としています。朝はやはり少し寒い。上着が必要な気温。
朝食 散歩 散歩
10時20分にホテルを出発し、10分足らずでポタラ宮に着く。拉薩でメインの観光地。ポタラ宮の建設は7世紀に始まる。本格的にはダライ・ラマ5世が権力を握った1645年から。1649年には主要部分が完成。全完成は1695年。白宮はダライ・ラマの住居と執務の場所、紅宮は宗教に関わる部分とされている。
昨夜も良かったが、昼間も良い。人々が多く、宮殿前の歩道では五体投地も見受けられる。昼と夜では雰囲気もガラリと変わった様子。
ポタラ宮 ポタラ宮 団体入り口
ポタラ宮
高山病に気をつけながら、ゆっくりと外階段を昇る。
ポタラ宮外階段
ここから建物の中に入る。ここから、制限時間1時間。中は撮影禁止。各世ダライ・ラマ、釈迦、観音等の棺や仏像が多く展示されていた。バター灯明の匂いが充満し、信者がバターを足したり、お祈りを捧げていた。白宮での生活の豊かさが随所に見られ、改めて僧侶の地位の高さを知る。チベットでは僧侶が一番裕福だと実感した。最も、現在は別かもしれない。12時50分
建物入り口 建物入り口 ポタラ宮出口
この後の昼食は、カメラをバスの中におき忘れ、撮影できず。昼食後、セラ寺に向かう。拉薩中心から8Km程北。1419年に創建されたゲルク派の大寺院。かつては日本の多田等観や河口慧海もここで学んだ。主尊は馬頭観音像。東側では修行僧の問答も行なわれていた。14時20分〜15時25分
セラ寺 セラ寺 問答風景
次はジョカン寺に向かう。ジョカン寺建立には諸説有るが、ソンツェン・ガンボ王の死後、菩提寺として建立された。現在、ティツン王女の十一面観音像と文成公主の持参した釈迦牟尼像が祀られている。16時〜16時50分
ジョカン寺 ジョカン寺 屋上
屋上よりポタラ宮 ジョカン寺前広場 屋上
みやげ物屋に寄ってCDをゲット。マニ車も欲しかったが高い。タンカはもっと高い。ハンカチ程度の大きさで2万円から5万円。あきらめ。その後、バルコルを散策。ここでも土産を物色し、買い物の掛け合いを楽しみたかったが、団体がどんどん進んでしまうので余裕なし。残念。17時40分〜18時
バルコル
チベット料理の夕食へ向かう。初めてバター茶を飲んだ。悪くない。私の口には合う様だ。食事はバイキング。飲み物が付いていたので拉薩ビールを飲んだ。少し残したが、高山病より良いので、控えめにしておいた。
拉薩ビール バター茶 チベット料理
食後、舞台でチベット舞踊が行なわれた。ヤクが出てきたり、お面をかぶったり。素朴な感じがした。内容の説明があれば少し理解も出来たかも知れないが、意味が掴みにくかった。20時まで。ホテルに帰って、ホテルの売店でマニ車を買う。する事も無いので寝てしまった。
チベット舞踊