二日目(10月14日)北京から西寧 青蔵鉄道
今日は、早朝の飛行機で西寧まで移動するので、朝5時起きです。昨夜のトイレ通いがたたって寝不足ですが、こんな時は早く起きれるものです。モ−ニングコール5時15分には起きていました。昨夜のマッサージも利いていたかもしれません。眠い眼をこすりつつ6時にホテルを出発。朝食である弁当のサンドウィッチをバスの中で食べる。20分後には北京空港に着いていました。CA-1207便、定刻8時15分発ですが、国内便でもセキュリティチェックが厳しい。ベルト、靴まで脱がされます。それでも何かが引っかかってブザーが鳴る。ここで時間が取られ、定刻ギリギリに搭乗機へ。ところが、離陸待ちが渋滞で、滑走路にたどり着くまで1時間、結局、離陸は1時間10分遅れの9時25分。北京空港でもこんな状態である。中国国際航空恐るべし。ところが、2時間35分のフライト予定が、2時間で到着。フライト時間を35分も縮め、11時25分には西寧に到着。それでも35分遅れ。中国国内で、日本の中のように時間を気にしていては生活出来ないという事か。私は中国人にはなれそうもない。
6時出発 搭乗機 西寧空港
今回は、中国全体のスルーガイドがいない。北京をガイドしてくれた藍さんは空港で別れて来た。ここからは河北省生まれの楊(?)さんと、西寧ガイドの唐さん(女性)。楊さんは拉薩まで。こんな体系は初めて経験。12時も過ぎ、昼食。今回は黄河ビールに西寧料理。といっても何が違うのか判らず。出されたものを食べるだけだが、まずいものはあまり無い。何でも食べられる。12時25分から13時15分。
唐さん 黄河ビール 西寧料理
ここ西寧での観光はタール寺のみ。西寧から西南に25km、湟中にあり、チベット仏教ゲルク派の創始者ツォンカバ(1357〜1419)の生地に1560年に建てられた。チベット名クンブル寺。中は撮影禁止。ここで初めてバター灯明の匂いをかいだ。悪いにおいではない。チベット教の僧侶は、皆同じ色の衣装を着ており、見ただけでは階級が判らない。服装などの外見は俗世の問題かも知れないが。13時45分から14時50分まで。
タール寺山門 如来八塔 タール寺
15時20分に西寧駅に着く。予定では夜19時頃の列車に乗る事になっていましたが、1列車早いキップが取れたと言う事で、早めに駅へ。拉薩に明るいうちに着ける事は嬉しいが、ゴルムド駅での機関車の付け換えや、北部地域の通過が暗いうちになってしまうのが少し残念。待つ事しばしで列車到着。隣の線路に、戦車を満載した貨物列車が止まっていたのにはビックリ。定刻16時20分には西寧駅を出発。いよいよ青蔵鉄道の旅の始まりです。先輩男性二人旅の方と、単独参加の私ともう一人。壮年男性4人部屋となりました。単独参加の二人が上の段、先輩は下の段と年齢で分けました。
西寧駅 車窓 海晏駅通過
19時から車内食堂車で夕食。高山病を気にしていたのですが、同室の先輩が、ビールをご馳走してくれたので、ついつい飲んでしまった。薬は飲んでいますが。1〜2品程度かと想像していたのですが、すごい量の食事。狭いテーブル一杯です。ここでも食べ切れません。スッカリ暗くなり、何も見えず。部屋に帰って、といっても軟臥車は食堂車の隣。我々の部屋は一番食堂車寄り。すぐ隣でした。後は話す事しかありません。昨夜の寝不足もあり、21時半頃には寝てしまいました。夜中に、長時間停車していた気配がありましたので、あれがゴルムドかなと?。とても起きられませんでした。
バドワイザー 夕食 寝台上