朝食 烏魯木斉 烏魯木斉
2011年9月24日（１１日目） 烏魯木斉観光、天池
今日は６時２０分起床。観光最後の日。朝食は７時半から。お粥と卵と少しのおかず。少ないようでも日本よりも食べている。今日のお目当ては「天池」。前回には観光しなかった所。朝９時出発予定が、９時半に変更。９時に出発しても、開いているところが無い。もっともだ。市内もこの時間から少しづつ賑ってくる。９時半から１０時頃が、烏魯木斉での出勤時間帯のようだ。「新疆ウイグル自治区博物館」へ向かう。
朝食 烏魯木斉 烏魯木斉
「新疆ウイグル自治区博物館」は前回も来た。が、前より改装されている様子。いろいろな展示方法が変わっていた。ここは、何と言っても「ミイラ」の展示。かの有名な「楼蘭の美女」は只今出張中で見ることが出来なかったが、それ以外にも何体ものミイラがある。数百年の時を越えてここに眠っているミイラを見ると、この人の人生に思いをはせる。どんなものだったんだろう。？？ わかるわけないが。ミイラ以外にもたくさんの発掘品など展示物が多い。日本人を含め、見学者も多かった。
発掘品 ミイラ 博物館正面
いよいよ「天池」へ。烏魯木斉から北東に約９０Ｋｍ。モンゴル語で「聖なる山」を意味するボゴダ峰（標高5445ｍ）の中腹、標高１９８０ｍにある湖。長さ約３４００ｍ、最大幅約１５００ｍ、最大深度１０５ｍの半月形。古くから景勝地としてしられており、「中国のスイス」と言われている。ところが、山道にさしかかったところで、大きなゲート。まだ１０Ｋｍ以上手前。完全に観光地化されてしまっている。このゲートでバスを降り、専用バスに乗り換えなくてはならない。手荷物だけを持って、専用バスに乗る。天池まで行くと食事が出来ないので、中間地で一旦降りる。
天池ゲート 天池ゲート 専用バスで
まだ１２時４０分。まず、カザフ族のパオを見学する。結構広い。こんなに広ければ２０人〜３０人でも住めるだろう。住んでみたいとは思わないが、１泊か２泊であれば経験してみたいものだ。ここは宿泊施設ではないが。説明を聞きながら、御茶やお菓子、乾燥した果物を頂く。好き嫌いはあるが、なかなか良いお味。
カザフ族のパオ ご馳走 パオ外観
１３時から唯一の食堂で昼食。みやげも売っている施設。代わり映えはしないがまずくはない程度。食後、さらに専用バスで天池へ。ようやくバス駐車場と思ったら、今度は専用カートに乗って天池へ。カートは乗らなくても、徒歩でもいけるが、上り坂の為全員カートに乗った。
昼食 専用バスで さらにカートで
１４時３０分、天池に到着。途中で昼食を摂ったとはいえ、天池ゲートから２時間半もかかった。天池観光で一日を使うように計画された施設に思えてならない。まづ、遊覧船に乗って湖内を一周する。湖畔は造成中のところが各所に見られ、興ざめ。中国人の団体客も多い。今日は土曜日だった。中国でも週休二日制なのだろうか。聞き忘れた。山に囲まれたところでは有るが、「中国のスイス」とはおこがましい。だが、私はスイスに行った事はない。
天池 遊覧船乗り場 遊覧船にて
集合時間まで、湖畔の路を歩いてみた。ウッドデッキをはじめ、路も整備されている。いつも思うのですが、中国人は自然の岩や山肌に文字を刻む事が好きなんだと思う。自然のままで、ちょっとした説明板があれば良いと私は思うのですが。どこに行ってもわざとらしく思える。しかも真っ赤な字が多くありませんか。？？
天池 ウッドデッキ造成中 湖畔路
１６時まで居て帰る。楽しみにしていたが、こんなものかという感じ。この旅最後の観光地でした。帰りにお決まりの工芸品店に寄ってレストランへ。このメンバー最後の晩餐です。いろいろな思いを胸にビールで乾杯。ちょっとしんみりした夕食。食後、添乗員さんの心尽くしで、ハミ瓜の縦カットが出た。大きい。皿からはみ出しているおいしいハミ瓜でした。
ホテルに戻ってから、希望者だけで足つぼマッサージに行く。２１時。この旅の疲れを、少しでも癒して、気持ちよく日本に帰るために。足も気分も少し軽くなったように思える。２２時過ぎにホテルに戻り、明日の帰国の準備を少しして、今夜も快眠、この旅最後の夜。
最後の晩餐 大きなハミ瓜 足つぼマッサージ