2011年9月23日(10日目) カシュガル(喀什)観光、烏魯木斉へ
今日は荷物を纏めないといけないので6時起床。本日はカシュガル(喀什)観光と烏魯木斉までの飛行機移動です。朝食は8時からとなっていましたが、7時50分に食堂に行くと真っ暗。8時頃から従業員が準備開始。そうだよネ。朝5時過ぎの感覚だものネ。
朝食後は時間があるので出発の用意を済ませホテルの周りを散歩。人も少なく、まだ朝開けきらずといったところ。9時半にホテルを出発。
朝食 カシュガル(喀什) カシュガル(喀什)
9時50分には「アパク・ホージャ・マザール」に到着。ここは、16世紀末のイスラム教白帽派(はくぼうは)の著名な指導者、アパク・ホージャとその家族(5代72名)の陵墓。又、清朝 乾隆帝の妃子であった香妃の墓と誤伝され、香妃墓とも言われている。創建は1670年。一族の棺を安置する建物は、緑のタイルを塗り詰めた円形アーチ屋根を持ち、四角に建つ尖塔のモザイクが美しい。1874年の大規模な修復により中央アジア式イスラム教陵墓となった。モスクなどが新設された。40分ほど見学
アパク・ホージャー・マザール アパク・ホージャー・マザール 加満清真寺
10時50分に「エイティガール寺院」に到着。市の中心にあるイスラム教寺院で、新疆最大の規模を誇る。1422年(明代)に創建された。1872年の大規模拡張工事により、南北140m、東西120mの巨大な寺院となった。正門の高さは12m、左右のミナレットは18mで、壁面には細密な文様が掘り込まれている。黄色に塗られた正門は目立っている。イスラムの祭日には2〜3万人の信者が訪れる。礼拝堂の白と緑の色分けも綺麗になされている。寺院の中は撮影禁止のところも多いが、ここは自由に撮影できた。11時20分まで見学。
エイテガール寺院正面 礼拝堂 礼拝堂
続いて、すぐ近くにある職人街を散策した。いろいろな商店や職人の店が並んでいる。ウインドショッピングならぬぶらぶら散策が楽しい。各人点でバラバラに行動。左にカーブしている数百メートルの先にガイドさんが待っているが、結構人が多い。美味しそうな小ぶりのパンを焼いていたので買って食べた。悪くない。骨董的な書画を並べて売っている人も居る。帽子屋さん。チョット惹かれる。何と言っても鍛冶屋さん。包丁や鍋を作っていたり、銅版で何か作成していた。見るだけで面白い。12時まで見学。
職人街 職人街 鍛冶屋
バスで10分足らずのところにある「老街」。城壁に囲まれた中にある旧市内。小高いところにあり、曲がりくねった細い道が続いている。一人では完全に迷ってしまう。亀甲型の石畳は先に通じ、四角の石畳は袋小路。注意して見れば目印はある。現在でも人々が生活しており、民家に入って見学もさせてくれる。みやげ物屋もある。但し、生活には不便そう。アップダウンもかなりある。一時間近く見学する。
旧市内老街の道 老街のみやげ屋 老街外観
恒例のみやげ物店に寄って時間調整。こういった大型店は同じようなものばかりで、しかも随分と高い。ただ、妻子に多少の手土産が必要かと物色。ダメもとで交渉してみたところ、馬を彫刻した飾りが1/3の価格。もうひとつ、首飾りが1/7まで下がったので購入。これでも本当は高いのだろうけど、満足な価格。日程も少なくなったので、良しとする。13時50分、レストランにて昼食。ラグ麺が美味しい。今日は烏魯木斉まで戻るので、田舎のラグ麺はこれが最後かも知れない。ご飯はいつも残る。
おみやげ店 昼食 昼食
16時、カシュガル空港に到着。あまり大きくはないが新しいのかこぎれいな空港。空港ビルの入り口でセキュリティーチェックがあり、水のペットボトルを取り上げられた。予想していなかった場所なのでビックリ。早速チェックインも、桑名市のYさんだけ搭乗者名簿に無い様子。別室で時間がかかったが何とかなった様子。18時発CA−1478便は定刻に出発。1時間50分のフライト中に小ぶりのパンと水だけの軽食が出た。眼下に天山山脈を見ながら、定刻に烏魯木斉空港に到着。
カシュガル空港 空港待合室 眼下天山山脈
タクラマカン砂漠からパキスタン国境付近のカラクリ湖まで行って、出発点の烏魯木斉まで戻ってきました。まづ夕食のレストランへ。何か見覚えがある。1日目と同じところ。21時から夕食。ホテルも1日目と同じ「新疆屯河華美達大酒店」。22時半に到着。隣にこんな綺麗なレストランがあったのか。超有名店だそうです。1日目で問題が多かった16階はパスして23階に宿泊。2連泊。後二日間に必要な衣類と靴下を洗濯。夜も遅いので寝る。
夕食 隣のレストラン 部屋より夜景