2006年9月16日(6日目) 敦煌観光から西安へ

 

 今朝も7時に起床です。前夜は列車だったので、ベットより疲れていたかも知れない。朝食後、20分ほどの短な時間でしたがホテルの周りを歩いてみた。日本では田舎町の風情。車の通りも少ない。でも、15万人の人口。8時半にホテルを出発し、絨毯の工場見学。ガイド曰く、最近の中国は急速に民主化が進んでいると言う。その証拠に、工場の給料は、年13回ボーナスが支給されている。??工員の最低賃金は3000円程度だが、出来高で本給の何倍かのボーナスが付く。年末に、本当のボーナスが支給され、年13回。おいおい、そりゃあ民主化とは違う問題だろう。何か履き違えている。絨毯は誰も買わない。
これで、敦煌の観光は終了。空港へ。

    
絨毯工場                絨毯工場              敦煌空港


 9時半に空港へ着くと、鳴沙山で偶然すれ違ったツアーが、同じ飛行機で西安に向かう事が判明。ビックリです。待合室では知り合いに会えなかった。10時25分、CZ-6895便は離陸。西安まで2時間のフライト。この飛行機の中で、知り合いに会えた。しかも、3人も居た。異国の地で(空の上だけど)3人もの知合いに会えるとはこれもビックリ。時間もあったので、今回の旅の話をしているうちに西安に着いてしまった。ここで知り合いとはお別れ。
空港近くの空港大飯店で昼食。そのまんまの名前、わかり易い。13時50分から14時半。

    
西安空港                空港大飯店                昼食

 

 食後、西安市内の「西安茶坊」にてお茶の試飲販売に。日本人はお茶が好きだネ。特におばさん方は試飲しながらどんどん買っていく。明日は帰国なので良いタイミングかも。と言う私も2種類ほど購入。その後、足つぼマッサージ店へ、無料体験マッサージに行く。一部屋6人づつ。立派なソファーのようなイスが並んでいる。各自に一人づつ20代の若いマッサージ師がついてくれる。まず、薬草のはいった桶にしばらく両足を漬けて置く。たぶん消毒の意味もあるのだろう。その後、指から膝までマッサージしたりつぼを押したり、1時間、結構良い気持ちで、足が軽くなった気がする。今回は無料だったが、これは有料でも、次回も行きたい。店を出て市内を移動中、市役所前らしきところで、国旗の降下式をしていた。兵隊が隊列を組んで登場し、号令に合せ国旗を降ろしていく。市民が足を止め見物していた。

    
西安茶坊             足つぼマッサージ店               国旗降下式

 

 すでに19時少し前。今日はお店ばかりで、観光地に行っていない。敦煌から西安に移動しただけのような気がする。夕食に、西安で有名な餃子レストラン向かう。鐘楼の横なので、鐘楼の前でバスを下車。西安には、鐘楼と鼓楼がある。大きな交差点の中央にあり、35.5m四方、高さ36mもある。鼓楼は少し小ぶり。他にも大きな都市にはあるようだが、詳細は聞き忘れた。夜はライトアップされていて綺麗。鐘楼の前で時間調整。19時半に餃子レストランに入る。大きな店で、いろいろなグループや家族が円テーブルで食事している。全て餃子料理の様子。いろいろな種類の蒸餃子が蒸篭で出てくる。十数種類食べたが、日本の焼餃子のほうがおいしい。まずくは無いが何か物足らない感じ。餃子よりシュウマイに近い味。まあまあかな。食後、最後の夜でもあるし、今日は観光をしていないのでガイドに無理を言ってイスラム街散歩に行く。同じ市内にあってもやはり異質な感じ。少しの間でしたが、違う感覚を感じられた。21時15分。

    
鐘楼                餃子レストラン               餃子

 

 ホテル着21時35分。初日に泊った皇城花園酒店。今回の旅、最後の夜。今回も食事のたびにビールを戴いたり、中国酒をいただいたり。勿論、朝は飲みませんが。頭はリフレッシュしましたが胃には過酷な旅だったかも。ツアーメンバーとは結構うまく行っているし、現地ガイドも態度もよく、面倒見も良い人でしたので問題なく過せました。後1日、楽しく過したいものです。ところが、波乱は起こるものですネ。


皇城花園飯店

 

 


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