プロローグ
今回の旅は、当初チベット行きツアーに申し込んだ事から始まった。2008年の2月の事です。ところが月が明けて3月に例の「チベット騒動」が勃発。ギリギリまで待つと、行くかやめるか、どちらかになります。キャンセルギリギリの5月GW明けに、事態が好転しそうもないので、チベットはあきらめ、この「デラックストルコ9日間」に変更しました。いつもながらの単独参加の旅です。
6月6日(1日目) セントレアからイスタンブールへ
朝5時55分発セントレア行き直通バスで、眠い目をこすりながら、今回の旅に出発する。7時20分にセントレア着。ツアーデスクに出向く。私の海外旅行のほとんどは、単独参加です。今回は、単独参加は私一人だけみたい。最近は、個人情報の関係とやらで、各自の自己紹介もない。名前と出身地くらいは個人の確定にならないし、どうせ名前を覚えなければいけないので、問題にはならないと思うのですが。最初から口うるさい問題児にはならないように黙っていた。
定刻9時50分にKE−0752便はセントレアを離陸。今回の旅の始まりです。2時間でソウルといっても仁川国際空港へ。離陸してすぐ、10時15分に早速機内食。朝早かったので完食。朝からビールもいただきました。旅行の間、毎日飲むのですが、こんな事は旅行だけ。普段は晩酌などしません。
定刻どおり11時50分、仁川国際空港到着。
機内食 仁川国際空港へ
名前こそ「デラックス・・・」ですが、デラックスの形容詞はバスにつく。要はデラックスバスの旅。安いツアーなので、ここでのトランジットが長い。約3時間半。ここは帰りにもトランジットで寄るので用事なし。それにしても仁川国際空港は広くて便利。日本など、政府が無策のうちに、ハブ空港をアジア各国に取られてしまっているのに打つ手なし。便の悪い成田で、しかも変形空港。羽田を大幅に拡張しなければ国際的に追いつかない。しかも駐機料金が高すぎ、競争にならない。
それはさて置き、14時20分に定刻どおりKE-0955はイスタンブールに向けて離陸。トルコはサマータイム中、時差6時間。これから約11時間半の空の旅再出発。
仁川国際空港内
この間、日本時間で16時と22時半に機内食が2回。座ったままで運動不足。そんなに食べられない。それでも16時にはワインをいただきながら完食。シャルドネの白ワイン。さすがに機内のワインは平均以上。悪くない。食事はまあ、こんなものかな。2度目はさすがに残した。時間も充分あるし、明日からの観光に重点をおきたいし、今朝も早かったので、半分は寝て過した。
機内食
イスタンブール到着前に時計と携帯とデジカメの時間を合せる。現地時間19時40分に到着。手前で赤い傘を持っている方がガイドのNさん。他はツアーメンバー。この時は誰の名前も知らない。バスでホテルヘ。「ホリデイ・イン・イスタンブール」何の事はない、ビジネスホテルだ。ブツブツ文句を言っているメンバーもいたけど、一人なので何の問題もない。部屋に入ったのは21時。日本時間で27時だから、もう朝の3時なのだ。明日からの事を考え、入浴して早めに(早くないのだ)寝る。
イスタンブール空港内 ホリデイ・イン・イスタンブール