徒然なるままに
太陽の活動弱まる。200年ぶりの低水準


ここ2〜3年、HFのコンディションが思わしくない年が続いています。
ソーラサイクル23から24への過渡期であり、低迷期なので、しばらくの辛抱。サイクル24は空前絶後、 今までにないすばらしい活動が期待出来ると言われていました。この機会に、リグ、アンテナの整備をし少し でも多くのバンドにQRVしたい、なんて思っていました。
ところが、今日、まるで反対の記事が出ていました。

デンマークの太陽黒点数データセンターによると、「黒点相対数」は2008年が2.9。過去100年間で2番目の少なさ。
今年4月までは1.2。1810年の0.0に次ぐ史上2番目の低水準。
名大太陽地球環境研究所では、太陽の磁場が弱まっており、静隠期の太陽風(太陽から放出される陽子の流れ) も過去数十年とは全く違う観測結果を示している。
太陽活動は数百年周期の変動もあり、17〜18世紀の70年間、ミニ氷河期があった。
このところ、約200年周期の活動極小期があり、周期的にはそろそろである。
X線や光も弱まっており、今後、再び黒点が増えても、従来のような活動は難しい。(国立天文台)

太陽の黒点活動は、今後、少しづつ上がっていく予想をどこかで見ていましたが、それ以上に大きな周期の底にあるようです。 とはいえ、こちらにも人生の周期がありますので、次の最盛期まで何十年も待っている余裕はありません。
自然には逆らえませんので、その場その場で精一杯楽しむしかない訳です。
そのためにも、正確な情報提供が欲しいところですが、・・・・・・  JARL様??


2009年6月4日




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