徒然なるままに
平成14年JARL役員選挙


今回の選挙結果が、JARLのHPに出ていました。これを見て、なんとも不思議な感じを受けています。
JARL NEWSに毎月載っていますが、4月号によればJARL会員数2002年2月7日現在102,869人(正員 96,861 家族会員 5,508 准員 500)となっています。
ちなみに1996年11月7日では161,334人です。約5年で2/3以下に減ってしまっているんですね。減少の推移を見ても、毎月600人から1000人の会員が減っている。JARL改革が言われだして久しいのですが、現状はほとんど変わっていない。
これ自体が問題ですが、得票数をみて驚きました。今回の全国理事選挙の結果、現職5人の内4人が再選されています。得票10000票以上の方は当選されています。
少ないと言えども会員が約10万人で1人5票ありますから、全部で50万票ですね。
勿論、投票には一人だけのマ−クでも有効ですからこれ以下ですが、単純に1/50の支持で選ばれた人達なんですね。これは会員だけの話です。ハム人口は会員数の何倍もいる訳です。すると、1/数百の支持で選ばれた人達がハムの現状を左右しているんですね。
しかも、投票した人の多くは、安易に現職に投票しているようです。私も若い頃はそうでした。しかし、これが一番危険な事なんです。
今回も、現職の理事の中に選挙公報での所信で「会員の減少は、数より質になったことと理解。その証拠には、それなりの人は会員でいらっしゃる。」と述べているOMさんがいます。こんな考えでも今回当選しているんですね。この方だけ投票依頼のハガキを戴きました。交信した事がない私ごときにもハガキをいただけるのですから、よほどの豊富な資金を持っていらっしゃるのでしょうか。

投票総数24,483票です。これももう少し何とかならないものでしょうか。
「現状には多いに不満ですが、自分が役員になって引っ張っていくには時間も余裕も無い。」と言う方は、自分の気持ちを代弁してくれる方を理事に送りこむしかないのです。
今のJARLを少しでも何とかしたいとの意志を選挙で表すしかないのです。皆さん、せめて次回は投票だけでもしませんか。その時は、5人全てに投票する必要はありません。
この人と思う方に1人でも2人でも投票してください。投票することにより意思表示をしましょう。

現会長はトップ当選ではないのですね。会員の意思を感じます。


2002年4月26日



戻る